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水谷養蜂園 大正元年創業の養蜂一家
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中国養蜂家との取組み

中国養蜂家との取組み

皆様に、おいしいはちみつをお届けするために私ども養蜂家は日夜努力しております。

【取り組みの背景】

弊社養蜂部は大正元年創業以来90年以上国内の養蜂業促進のため日夜努力しております。
今後ともその努力は惜しむことなく続けて行こうと思いますが、やはり弊社一人で努力して解決する問題ではありません。


わたしどもの一番の使命は、日頃から私どものはちみつを長年買って頂いてるお客様に、安全で手ごろな価格で安定的に美味しいハチミツを食卓に届けることに他ありません。


その使命と、現状の日本国内の農業の現実を考えると相反しておるのも事実です。政府の減田政策により田んぼを作らなければ補助金がでたり、米を作っても農協などに売るだけで安くたたかれたりとそんな状況下でよいものができるわけもなく。当然未来がなければ、後継者も育たない。農業業界の高齢化も進んでしまう。ますます良いものが少なくなる。と悪循環は進むばかり。


日本の養蜂業も例外ではありません。


【同じ花・同じハチミツの考え】

中国は日本と同じ四季があり日本が農業技術指導等行ったため農作物の生態系がほとんど同じです。蜜源植物もレンゲ・菜種・アカシア・みかん等手付かずの自然が数多く残っています。

さらにミツバチも昭和4年ころから2代目 水谷 清一により日本よりミツバチを輸出したため日本の養蜂家が飼育する西洋種ミツバチです。同じ花で、同じミツバチなら国内産と同じハチミツが採れるのは当然です。


【反省・疑問】

しかしながら、なぜ今まで同じ蜜が採れなかったのか。という素朴な疑問にぶち当たります。皆さんも中国産ハチミツは、安くて美味しくないというイメージがあると思います。


考えられるのは以下の要因です。


1:中国の現状。世界の台所と言われ世界各国へ食料品を輸出している現状で大量生産でえコストを下げることに特化したため、流通業者間だけで「はちみつであれば良い」単純に商売の考えで輸出入されており、「いいもの(おいしいもの)」を作るという概念がなかったと思います。


2:8年前まではインフラ整備が進んでいなく広大な産地へ行き技術交流を行うことが非常に困難で、同時に情報交換が不十分で、日本側の問題として養蜂家同士の交流を深く行わなかったため日本の養蜂技術と日本の嗜好が中国の養蜂家に伝わっていなかったと思います。


【取組み】

私たちは、平成9年より企業や商社を除いた養蜂家同士の交流をおこない、中国の養蜂家とハチミツへの私どもの思いを話しました。中国の養蜂家は200名以上とお話ししました。

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最初はなかなか理解されず討論になったこともしばしありました。現在でもその状況は変わらなく続いております。当然異文化での交流ですので仕方ありません。しかしながらミツバチで生活しているという共通項は不変です。

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平成14年浙江省の養蜂家、22名と一緒に採蜜を行いました。合格点でいうと40点くらいの結果でした。蜜は採れるのですが美味しいものではありませんでした。


平成15年再度同じメンバーで採蜜しました。22名中9名の人が合格点の70点のハチミツを採ることができました。美味しいハチミツとは、そのときの自然環境が大きく作用しますので100点ということは不可能ですが、美味しさの普及に終わりはありません。


皆様に美味しいハチミツをお届けするため今後とも頑張っていこうと思います。

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