みつばちとアインシュタイン

みつばちと共に生きることは、自然と最前線で向き合うこと

蜜源である花を育てることで百年後の地球を守る。

レンゲの花からミツバチが蜜を集めています。

三重県松阪市岩内蜂場での採蜜群

かつてアインシュタインは、「もしも地球上からみつばちがいなくなれば、人間は4年以上生きられないだろう」と言ったそうです。なぜなら、みつばちがいなくなれば植物は受粉できず絶滅に至り、その結果、酸素が供給されなくなって人間も生きていけないというわけです。
近年、みつばちの群れがこつぜんと姿を消すという「蜂群崩壊症候群(CCD)」という現象が世界各地で起き問題となりました。その原因は今もまだ解明されていませんが、蜜源である花の減少や農薬使用などによる免疫力低下やストレスではないかと言われています。環境破壊や宅地開発などによって花畑が減少するとみつばちは生きていけず、自然の生態系も大きく崩れてしまいます。
そこで水谷養蜂園では専務取締役の水谷俊介を中心に、蜜源である花を育てるプロジェクトを実施。休耕田を借りるなどして多種多様な花を植える活動をしながら、蜜源を守るための啓蒙活動をおこなっています。さらに、水谷養蜂園が百年かけて培った技術をより多くの人に伝え、すぐれた後継者を育成することにも力を注いでいます。

ミツバチの内検作業、ミツバチの健康状態をチェック。

はちみつという素晴らしい贈りものを届けてくれるだけでなく、果物や野菜の受粉を助け、わたしたちに豊かな食をもたらしてくれるみつばち。彼らから多大な恩恵を受けてきた水谷養蜂園は、その恩返しともいえる活動に今後ますます力を入れていきたいと考えています。
みつばちと養蜂を守り育てていくことが、未来の豊かな自然を守ることにつながる—それが百年という区切りを迎えるわたしたち水谷養蜂園の使命なのです。

すぐれた後継者の育成が、未来の環境づくりに役立つ。

水谷 俊介
水谷養蜂園株式会社 専務取締役

「はちみつマイスター」「はちみつソムリエ」と呼ばれるほど、みつばちの生態やはちみつに精通。代々受け継がれてきた養蜂技術をさらに高めるために日々研究にいそしむと同時に、養蜂を通じた自然保護活動にも積極的に取り組む。