オンラインショッピングサイトはこちら

ホーム>養蜂家の徒然>TPPと日本の農業

TPPと日本の農業

2010年12月01日

蜂屋仲間でもTPPの話はよくもちあがる。

意見を求められることが多いがこと日本の養蜂業だけを

スポットでみれば短期的にはなんの問題もない。

はちみつの場合、外国産と国産の消費者ニーズは完全に

わかれている。安い外国産のはちみつも市場にたくさん出ているが

国産はちみつのニーズが落ちているか?となればいい感じでバランス

がとれているからである。だから短期的には問題ないということになる。

長期的な視点でいえば、不安がないわけではない。他の農業が衰退する

ことにより、蜜源植物の減少であったり、園芸農家花粉交配需要の減少。

外部要因での影響はまだ未知数である。

しかしながら、個人的にはTPPは賛成である。

日本の兼業農家の比率は実質9割といわれている。たしかに弊社のスタッフ

でも家がコメ農家の社員がたくさんいる。別に意識しているわけではないが

1度確認してほしいことがある。Aという農家は≒A商店とした場合、補助金・
国の農業政策等をすべて無視して、春に畑を耕し、初夏に植える、秋に刈り取り
できた米(商品)

これを売る(売上)-仕入れたもの(種・肥料・農薬等)=粗利(使えるお金)

この粗利から経費(人件費・燃料・耕うん機・軽トラなどの減価償却)を引いた

利益が残るのだろうか?

残るのであれば、続けるべきものであるが、そんな計算では無理よというなら

そもそも存続自体無理ではないだろうか?

確かに農業は過酷な労働であることは理解できるが、それは養蜂業だって

同じ。

全くの補助金や優遇処置などなく、苦労して今日の日本の養蜂業を築きあげて

きた。その年月に何人もの養蜂家が廃業して捨て犬同然で辞めていった方を
私は知っている。

だから、他の農業もわかってもらいたいし、養蜂業のいい部分を参考にしてもらいたい。