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ミツバチの恩恵

2008年06月07日

以下 朝日新聞 asahi.comから引用文

農産物の授粉、ハチにお任せ 高齢農家助けエコもPR
2008年06月06日23時35分

 農産物の授粉にミツバチを導入する産地が相次いでいる。
もとは果物が中心だったが、最近では野菜やソバにも拡大。
高齢化が進む農家にとっては手作業の負担がなくなり、
農薬を減らす必要があるため「安全・安心」もアピールできる。



 近畿のナスの主産地、奈良県広陵町。
ビニールハウス内に養蜂家から借りた巣箱が置かれ、
多くのミツバチが花の間を飛び交う。

 丸広出荷組合(45戸)がミツバチを使い始めたのは03年。
かつては一花ごとに手作業でホルモン剤を吹き付けていたが、
環境に優しい産地づくりと高齢化対策を狙った。「強い農薬は使えず、
ハチはエコ農業の証しになる」と杉本雅照代表(49)は言う。

 約3ヘクタールで巣箱は50個程度。1個あたりの利用料は月6千円で、
放っておけばミツバチが働いてくれる。県によると、別のナス農家にも広がり、
ハウス栽培全体の約半分にあたる計10ヘクタール余りでミツバチが利用さ
れるまでになった。ナス生産全国一の高知県でも00年に始まり、ハウス全体
の6割を占める。

 自然にいる昆虫に授粉を委ねてきたブルーベリーの畑でも、ミツバチを放す
ようになった。えひめブルーベリー出荷組合(愛媛県)の石井巌理事長(68)は
「自然に任せるより着果が確実になる」と話す。03年に石井さんが30アールで
始めたところ収穫がよく、他の農家にも広がって作付面積は9ヘクタールに増えた。

 「信州そば」で知られる長野県。茅野市の穴山地区営農組合(16戸)は00年
から巣箱約20個を畑に置く。環境の変化で昆虫が減り、自然任せにできなくなった
ための対策だったが、10アール当たり60キロだった収穫量が100キロに増える
効果があった。

 日本養蜂はちみつ協会(東京)などによると、ミツバチ授粉は60年代にハウス
栽培のイチゴで本格化。着果率が上がり、メロン、スイカ、マンゴーなどに広がった。
イチゴ生産全国一の栃木県のJA担当者は「ミツバチなしに生産は成り立たない」という。


 農林水産省によると、授粉用ミツバチの実態は調査がなく不明だが、
巣箱は十数万個(1個当たり数千〜数万匹)と推定されている。
養蜂家からミツバチを集めて各地の農家に売る専門業者もいて、
その一社はこの5年間で1割ほど扱いが増えたという。

一方で、養蜂に必要な自然の花が開発などで減り、
農家の需要に応えられない事態も起き始めている。

 玉川大ミツバチ科学研究センターの中村純教授は
「農家の担い手不足を考えると、ミツバチが農業を支える
傾向はさらに強まるだろう。農産物の安定生産のためには、
ミツバチを取り巻く環境の改善も必要だ」と訴える。(天野剛志)

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ミツバチの恩恵は、はちみつやローヤルゼリーだけでなく、
このような花の受粉作業により果実・穀物の生育に作用
しているのです。

ミツバチがこの世からいなくなったら、経済損失は計り知れない
のです。

ミツバチは、刺すから怖い!とかお思いでしょうが、ミツバチが
この世からいなくなった方がよっぽど怖い現実です。