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緑化事業

2008年05月07日

全国の地方自治体が緑化と観光の名目で

いろんな花を植えて集客を試みている。

結構どこの自治体でも成功しているようだ。

特に関東周辺は盛んで、300箇所以上あるらしい。

私たち養蜂家にとってはありがたいことのようだが

手放しで喜べるのか?

地方自治体の本当の目的が見えてこないからだ。

いままで、○○博物館とかコミニュティー広場とかの箱物

を造ってきた地方が、初期投資・維持費が安いということで

花植えに走っているのではないか?という懸念である。

花を植える場合、考えなくてはいけないことは、

�@ 一年間の花のサイクル

�A その地区の風土

�B さらには長いスパンでの生態系の変化なのである。


花は大体春に咲き、長いもので3ヶ月位。その後は決して
きれいな状況ではない。

1年を通じてどのようなお花畑にできるのか?ということを
専門的に考えなくては、海の家状態になってしまう。

また、例えばもともと古くからサクラの名所であったような土地に
突然、パンジーなどの外来植物が花開いていたらなにか地方の
風土なんてものはなくなる。イングリッシュガーデンなんてとんでもない。
欧米かっていいたくなる。

さらには、その花を植えることにより何十年後にその地区の生態系も
きっと変化する。

例えば、いままでいなかった昆虫が現れ、従来の昆虫がいなくなるという
自体も発生するかもしれない。

花を植えることには大賛成であるが、今一度そのあたりも真剣に考えて
もらいたい。