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ミツバチはどこまで家畜になったのか?

2007年10月29日

「ミツバチはどこまで家畜になったのか?」

という議題で、生き物文化誌学会 玉川例会が開催されました。

一般の方に興味があるか否かは別として。。。

東京大学を含む各大学の教授・学識経験者更には、秋篠宮殿下もご参加されての

学会です。

小生も末席ながら参加させて頂きました。

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ミツバチに関しての内容は2回目で、前回は静岡で4年前に開催して今回が2回目。

家畜伝染予防法という法律がありそこには、豚・鶏等と一緒にミツバチも登録されて

いるため、立派な家畜であるという見方があります。

講演で発表された、玉川大学 中村 純教授のお話では、

家畜の定義として

�@ 人が所有する動物で
�A 何らかの形で人に役立ち
�B 生命維持活動の過程が人に委ねられ
�C 長い飼育の歴史に伴い家畜化形質が定着
�D その結果、生産性が上がり、飼いやすい生き物になる。

と人間の立場から考えれば間違いなく家畜であるが

ミツバチの側から考えると様相は異なってくる。

�@ 人が所有する動物で

ミツバチは飼育されている認識がない。その証拠に飼育者にも
気に入らなかったら刺すし、気にくわなかったら分蜂(逃げ出す)

�A 何らかの形で人に役立ち

ハチミツを集めるのは人間のためでなく、ミツバチ自身が生きていく
ためで、人間が横取りしているだけ。


�B 生命維持活動の過程が人に委ねられ

生命維持活動の最も重要な繁殖活動はほぼ完全に人の手の外にある。


�C 長い飼育の歴史に伴い家畜化形質が定着


セイヨウミツバチに限ってのことで、野生のミツバチ(日本古来種)等は定着
していない。


�D その結果、生産性が上がり、飼いやすい生き物になる。

????上記に同じ?????


ミツバチの視点からは、人間は生存を補助して生活の質を向上させてくれる

ヘルパーである。と見える。

人間を、ミツバチに役立つ存在へと変えてきたのは、人間の登場を300万年以上

待ち続け、今は家畜の「ふり」をしているミツバチの方であるかもしれない。

みなさんどのように考えますか????