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佐藤一斎の1句から

2007年06月11日

佐藤一斎は『言志四録』から、

「已むを得ざるに薄(せま)りて、而る後に諸(これ)を外に発する者は花なり」

という句を知りました。

確かに、花は、ミツバチに花蜜を吸われるために咲いた

わけでなく、ミツバチもまた私たちにはちみつを食べてもらう

ために集めてくるのではない。

植物や昆虫は、彼らの自然の摂理のなかで行動しているのである。

ならば、私自身養蜂家(=人間)として花・ミツバチに対して真摯に

受け止めなくてはいけない。

今年のはちみつはあまり採れないとか味がいまいちとかすべて私自身

の都合である。

現代社会では、スーパーや百貨店で普通に買える「はちみつ」

消費者は、高い・安い・おいしい・不味い・安全などの論点で消費して、また

私たち生産者も同じ観点で生産活動をおこなう。

あと何年かすれば、食料危機が現実のものとなる。

現状もうすでに一部の食品ではその傾向が出てきている。

私たち生産者が、直接お客様(=消費者)に自然環境を通じた「食」を

真剣に伝える時期が来ているのではないだろうか?