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養蜂業の未来

2006年12月07日

今日、仲良くしている養蜂家さんが水谷養蜂園によってくれました。

彼らは、今現役バリバリで桜前線と一緒に北上している移動養蜂家

です。養蜂業も一段落してこの時期よく会社にきてもらうんですが、

彼らとの話の中で、決まって話題になるのが未来の養蜂業のありかた

のような話です。

春から秋にかけては忙しさのあまりそんなことを考えている余裕すら

ないのですが、仕事が一段落するとよくこの話になります。

基本的に、養蜂家とは先祖代々やっている方が多く、おじいさんから

お父さんそして息子へ。。。

といった特殊な世界なのです。お陰さまでここ数年は、国産はちみつの

ニーズが高く、養蜂家さんの後継者(息子さん)達も養蜂業を継いでいって

もらえる傾向にはあるのですがこれも永遠というわけではなく、はちみつの

ニーズが下降すれば、後継者さんも生活できなくなってしまい辞めざるおえなく

なるといった悪循環になりかねないのです。

たとえニーズがこのままでも、全く別の世界から養蜂業に入ってくる人がいない

ため事実上養蜂家(養蜂業)の衰退になるのです。

養蜂業を発展させるには3つのキーワドがあると私は考えています。

�@、蜜源植物の植栽活動
�A、世界のはちみつに負けない「国産はちみつ」へのこだわり
�B、養蜂家の育成事業

1つ目の植栽活動は、当然地球環境といった観点からも重要になると
思いますが、ミツバチに必要な絶対数の花が世界規模で減少している
ことから考え養蜂業というミクロの視点からではなく地球環境を含め緑・花
を増やしていかなくてはと思います。

2つ目は、世界が認める日本のはちみつへの追求です。安全性もさることながら
世界の人々に、日本のはちみつのすばらしさを認知させる必要があります。
日本の四季というものは世界規模で考えると珍しい部類にはいると思います。
その四季折々のハチミツ、それは日本が世界に誇れるものなのです。

3つ目は、私は最も重要であると思っていることなのですが、養蜂家の育成という
ことです。どんないい環境があったとしても最終的にはちみつを採取するのは、人
なのです。冒頭でもお話しましたが、養蜂家というのは家系的に伝承されており
外部の人間が育つ土壌が全くありません。それでは真の養蜂業の発展は不可能
ではないでしょうか?

水谷養蜂園でも養蜂家育成の観点から養蜂家になりたい若者を受け入れた経緯
はありますが、正直失敗の連続です。
当然金銭面の問題や養蜂業という時間のかかる教育、など問題は様々です。
しかしながら、何十年先になるか分かりませんが、企業としての養蜂家育成プログラム
を確立したいと考えています。

まだまだ会社としては微力ですが「志」だけは大きく持ちたいものです。